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蜘蛛は蜘蛛でもアシダカ軍曹 [その他]

来週末は横浜赤レンガのミネラルフェスタに出展するので商品の製作に余念のない毎日なのだが、今日は珍しい蜘蛛が出たので書いておこう。アシダカさんである。

蜘蛛のブローチは私の商品の一つだ。真鍮で作った大きな手足に、お尻に見立てたオパールを抱かせて大ぶりの作品に仕上げてある。蜘蛛はコレクターが居るし、女性がストールやマフラーを留めたり、帯留めに使ったり、はたまたパンク系のアクセサリーに使われたりと様々な用途がある。展示しておくといつの間にか売れている。蜘蛛の大きさに見合う石を付けるので、オパールの価値を考えるとかなりお得な商品である。

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この蜘蛛のブローチのモチーフとなっているのがアシダカ蜘蛛だ。手足が長く、大きい物はCDケースと同じくらいある巨大な蜘蛛である。実は、小生、蜘蛛が大の苦手。苦手な分だけ知識は豊富でアシダカさんが益虫である事は知っている。

アシダカさんはゴキブリの天敵で、アシダカさんが数匹居ると半年くらいでゴキブリが居なくなると言う。そう言えば今年の夏はゴキブリの出現率が極めて少ないと話をしていた所なのだ。多分、シロアリ駆除をやったのでゴキブリが少ない(業者がそのような事を言っていた...)のではないかと思っていたのだが、どうやらアシダカさんが我が家に居ついてゴキブリ駆除を買って出た様だ。

それでは、どうして今年になってアシダカさんが我が家に居ついたのかと言えば...思い当たるのは野良猫が居なくなったからではないかと思うのだ。これまでは我が物顔で庭を闊歩していた野良猫が今年はパッタリ見なくなった(理由は不明だが)。つまり、蜘蛛を捕まえてしまう野良猫が居なくなった→アシダカさんが住めるようになった→ゴキブリが駆除された、と言う事かな?

何しろ大きな蜘蛛なので怖いのだが、アシダカさんは悪さをしないし人に咬みつく事も無い。大変臆病で日中は暗がりや隙間に隠れていて、夜に狩りをするらしい。だから、このまま家に居てもらい存分にゴキブリ狩りをしてもらう事にしたのだ。WEBで調べた所では、ゴキブリが居なくなるとアシダカさんは他の家へ行ってしまうと言う事なので、アシダカさんが居なくなったら我が家はゴキブリ駆除完了と言う訳だ。しかし、大きな蜘蛛が徘徊しているかと思うとあんまり嬉しくは無いにゃぁ...

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