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ザ・ファブル [映画]

コパ・アメリカ予選敗退のモヤモヤを吹き飛ばすために「ザ・ファブル」を観てきた。凄く面白い!このブログを書き始めて一番と言って良いだろう。原作は全く知らないが物語は単純だ。所謂、ワンマンアーミー物、簡単に言えば「ランボー」「ゴルゴ13」である。まず導入からの状況説明が上手い。登場人物のキャラクターと場面設定をそれぞれのエピソードを織り込みながら見せていく。この時点で「こんな騒動が始まるんだな」と匂わせておいて、予想通りワンマンアーミーの壮絶アクションが始まる。カードを全てテーブルに並べて見せて、その全てのカードを余すことなく使って見せると言う無駄のない組み立てだ。本も良く練られていて無茶な展開や無駄なセリフがほとんど無い。コミカルな場面もふんだんに盛り込み平日午前中でガラガラの館内でも笑い声が沸き起こる。お涙頂戴の場面が皆無なのも涙腺の弱くなった高齢者には嬉しい。終始スクリーンに釘付けだった。

この映画のテーマはコントラストではないかと思う。普通でないファブルが普通にすることのギャップ。上背は無いががっちりとした体躯の岡田と長身で死神のような福士蒼汰。一人対多数。強い女と弱い女。助け出した愛する弟分を自分の手で殺す。殺し屋のくせに猫舌。極端な組み合わせのコントラストが物語を鮮やかにしていく。キャストはドラマのメインが張れる美男美女のオンパレードなのだが、彼らもいつもとは違う顔を見せる。悪を演じた凄みのある二枚目を楽しみたい。ご贔屓の役者さんが出演しているならば必見の映画と言って良いだろう。

コパ・アメリカ/エクアドル戦 [その他]

今朝もコパ・アメリカ、日本vsエクアドルを観ていた。結果はドロー。勝てばトーナメントに進み本気のブラジルと戦う事が出来たのだが...本当に残念だ。どちらに転んでもおかしくない好ゲームだったが、勝ちたいと言う気持ちはエクアドルの方が強かった気がする。これで若い世代のチャレンジが一幕終わった訳だが、昨年のキリンチャレンジカップでもそうだったように、W杯組のベテランに若手が混ざるよりも若手の中に経験豊富なベテランが入ると言う構成の方が双方の良さが出るように思う。若手が自由な発想で大胆に攻め、ベテランは危険を潰してゲームを作った。エクアドル戦も豊富な経験と若い力が良く発揮された試合だった。しかし、中三日の日本よりも中二日のエクアドルの方がエネルギッシュに動き回ったというフィジカルの違いは明らかだ。スポーツをやったことのある方ならば判ると思うが、体が疲れてくると頭が回らなくなってくる。簡単なミスをしたり、集中力が途切れたり、不用意な反則を犯してしまうのは頭が疲れてくるからだ。技術やスピードだけでなくフィジカルの強化も重要だろう。ひょっとしたら!と良い夢を見させてもらった。見事に目論見通りでチョット悔しいのだが、DAZNは継続しておこうかと思っている

コパ・アメリカ/ウルグアイ戦 [その他]

今日も朝からTVに噛り付いてコパ・アメリカ/ウルグアイ戦を観ていた。本気の強豪ウルグアイ相手に2-2のドロー。驚いた。フル代表で戦っても難しい相手である。日本へ招いての親善試合ではない。24時間かけて夏の日本から冬のブラジルへ移動し南米の雄を決めるコパ・アメリカで本気のウルグアイと戦い引き分けた。五輪代表メンバー中心でコパ・アメリカに参戦すること自体、そもそも無理な話なのだ。何とか1点だけでも取ってくれないかなぁ...と言う気持ちで応援していたのだが...本当に驚いた。局面を切り取ればチリ戦よりもかなり押されていたと思う。危険なスアレス、カバーニに何度もフリーでシュートを打たれた。徹底的にマークしなくてはならない相手だと百も承知の助なのにシュートを放った時には何故かフリー。やはり世界最高レベルのプレーヤーはマークを外すのが上手い。しかし、チリ戦で上田が外しまくった様に、今日はスアレスとカバーニの日では無かった事に感謝しなくてはならない。これで最終戦を残して勝ち点1を手にした訳だ。コパ・アメリカは予選を12ヵ国で戦い、本戦に進む8ヵ国を決める。落選するのは4ヵ国だ。各グループ最下位の3ヵ国と3位の3ヵ国の中で一番ポイントが低い1ヵ国が敗退する。つまり、3位に入ればかなりの確率で本戦に進めるわけだ。もう他の試合結果を気にする必要は無い。次のエクアドル戦に勝って3位になることに集中するだけだ。エクアドルに勝てる可能性は十分有る。慌てず、焦らず、確実に仕留めることが出来れば日本の将来が大きく拓かれることになるだろう。しっかりと休養を取ってベストコンディションで臨んでもらいたい。

コパ・アメリカ/チリ戦 [その他]

サッカーが好きなのでDAZNの2ヶ月間無料お試しに登録してコパ・アメリカを観ている。Fire TVで観られるしJリーグも全試合放送するのでこのまま契約していても良いかな?今回の日本代表は東京オリンピックメンバーが中心だ。口の悪い人はB代表でもないC代表と言うが、招集できる一番良い選手を集めたのだからA代表であることに間違いはない。初戦のチリ戦は0-4で惨敗。しかし、プレーはそれ程悪くなかった様に思う。上田が外しまくって叩かれているが、かなり緊張していたのだろう、冷静な上田にしては珍しい事だ。裏を取れると言う確信が持てたと思うので覚醒を楽しみにしている。久保と中島は食い合わせが悪いみたいだ。中島ならば伊東か三好、久保とは安部の方が相性が良いように思う。世界のトッププレーヤーと対戦経験が無い若いDFはマークに付ききれなかった。次戦までに修正が必要だ。初戦は経験豊かなチリに上手くゲームを運ばれてしまった。次戦は強豪ウルグアイ。更に厳しい戦いになるとは思うがしっかり体を休めて必死に食いついてもらいたいものだ。